公開日:2026年2月10日
| 高校名 | 学科 コース |
定員 | 志願 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 基町高校 | 普通 | 320 | 519 | 1.62 |
| 基町高校 | 創造表現 | 40 | 46 | 1.15 |
| 舟入高校 | 普通 | 280 | 339 | 1.21 |
| 舟入高校 | 国際 | 40 | 62 | 1.55 |
| 広島国泰寺 | 普通 | 240 | 426 | 1.78 |
| 広島国泰寺 | 理数 | 80 | 70 | 0.88 |
| 安古市高校 | 普通 | 320 | 390 | 1.22 |
| 広島皆実高校 | 普通 | 240 | 360 | 1.50 |
| 広島皆実高校 | 衛生看護 | 40 | 44 | 1.10 |
| 広島皆実高校 | 体育 | 40 | 40 | 1.00 |
| 広島井口高校 | 普通 | 320 | 440 | 1.38 |
| 祇園北高校 | 普通 | 280 | 322 | 1.15 |
| 祇園北高校 | 理数 | 40 | 20 | 0.50 |
| 沼田高校 | 普通 | 240 | 248 | 1.03 |
| 沼田高校 | 体育 | 80 | 91 | 1.14 |
| 高陽高校 | 普通 | 240 | 218 | 0.91 |
| 高陽東高校 | 総合学科 | 240 | 302 | 1.26 |
| 可部高校 | 普通 | 240 | 174 | 0.73 |
| 安西高校 | 普通 | 80 | 59 | 0.74 |
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2月9日、広島県公立高校入試の志願変更前倍率が発表されました。この数字を見て、「うちの子、大丈夫かな……」と不安になった保護者の方も多いのではないでしょうか。
こんにちは。進学空間Moveの宮脇です。
今日は発表されたばかりの倍率データを整理しながら、今年の傾向と、志願変更を考えている方への注意点をお伝えします。
まず全体を見て驚いたのは、市内中心部の高偏差値校が軒並み高倍率になっていることです。
特に目を引くのが基町高校の1.62倍。広島の公立高校トップ校として位置づけられる基町が、1.6倍を超えてきました。定員320名に対して志願者519名。各中学校から本当に一握りのトップ層しか受験しない学校ですから、この倍率になると、各中学から1人か2人しか合格しないという状況も珍しくないでしょう。おそらく志願変更する生徒が続出する学校になると思います。
国泰寺高校も同様に高く、1.78倍。昨年は最初の発表で1.8倍を超えていましたので、それに比べるとほんの少しだけ落ち着いた印象ですが、やはり厳しい。基町と同様に、合格するのが難しい学校と言えます。
舟入高校はそれらに比べると少し落ち着いた感じはしますが、国泰寺や基町から流れてくる生徒も多いでしょうから、0.1ポイントくらいは上がるのではないかと予想しています。
詳しい数字は記事末尾の一覧表をご確認ください。
一方で、皆実高校、井口高校、そして安佐南区の安古市高校や祇園北高校あたりは1.2〜1.3倍前後で落ち着いています。安古市や祇園北は安佐南区でも人気の進学校ですから、「このくらいでよかったな」というのが正直な印象です。
さらに外側——安佐北区のような周辺部に目を向けると、倍率1倍を下回っている学校が目立ちます。
高陽高校が0.91倍、可部高校が0.73倍、安西高校が0.74倍。沼田高校の1.03倍がギリギリ1倍を超えたかなという程度です。市内中心部との差がはっきりと表れた形になりました。
この傾向、なぜ起きているのか。私は2つの要因があると考えています。
1つは少子化です。これはもう間違いなく影響しています。安佐北区では10年前に比べて中学3年生の人数が300〜400人ほど減っています。この状況で高い倍率を維持するのは難しい。昨年末に発表があった通り、2033年をめどに高陽・高陽東・可部・安西の統合が進む見込みですが、これは妥当な判断だと思います。むしろ「もっと早くやるべきだったのでは」という声すら出てくるかもしれません。
そしてもう1つは、今年の春から導入される私立高校の授業料実質無償化です。「実質無償」とはいえ公立ほど安くはならない点には注意が必要ですが、それでも私立の負担が確実に軽くなる。だからこそ「自分が目指す高校に思い切って挑戦して、ダメだったら私立に行こう」という覚悟を決めた受験生が、基町や国泰寺といった中心部の人気校に殺到したのではないか——そう分析しています。
最後に、志願変更を検討している方へ。
決めるなら、今日(2月10日)か、遅くとも明日(2月11日)中に学校の先生へ伝えてください。
これは切実なお願いです。手続きには時間がかかります。学校の先生も親御さんへの確認や書類準備が必要ですから、遅れれば遅れるほど対応が難しくなります。「ちょっと考えてから……」と先延ばしにすると、間に合わなくなる可能性があるのです。
Moveの生徒の中にも、今回志願変更を決めた子がいます。それはそれで立派な決断です。変更した高校でしっかり合格できるよう、一緒に頑張っていきましょう。
皆さんの高校入試を、心から応援しています。
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