公開日:2026年6月24日
「これだけ塾に通わせているのに、なぜ成績が上がらないのだろう」
そう感じたこと、ありませんか。
月謝を払い、送り迎えをして、家庭も塾も、できることはやっている。
それなのに結果が出ない。
その理由を考えるとき、見落とされがちな「ある一点」があります。
今日はそこを、少し耳の痛い話も含めてお伝えします。
その答えは、案外シンプルです。
こんにちは。進学空間Moveの宮脇です。
Moveは民間の学習塾です。
保護者の皆様から月謝をいただいて運営しています。
そのお月謝をいただき、お子さんを指導させていただいている以上、成績アップに対する責任が塾にある。
これはもう、間違いなくそうだと自覚しています。
預かったお子さんの成績を上げる。
そのために最善を尽くす。
それが、月謝をいただく者の務めです。
ここに異論はありません。
ですが、です。
学習というのは、当たり前の話なのですが、子どもたち自身の頭の動きです。
こちらから何をどうしたって、強制できるものではありません。
どんなに縛りつけようとも、難しい。
机に向かわせることはできても、その頭の中まで動かすことはできないのです。
そうすると、ここである問題が見えてきます。
学力を上げる責任は、塾だけのものではない。
では、一番大きな責任は誰にあるのでしょう。
保護者の方にも責任はあるかもしれません。
ですが、それ以上に大きいのは、子どもたち自身が負う責任です。
成績を上げる、学力を上げる。
その責任の所在を間違えると、何をどうしても難しい。
子どもたち自身が、自分の責任において勉強に取り組もうとしなければ、塾が、あるいは親御さんが何をしたところで、成績は上がりません。
学力は、もっと上がりません。
そうすると、こういう言い方もできます。
子どもたちをやる気にさせる責任が、塾にある。
逆説的なのですが、私はそう思っています。
子どもたちが勉強のやる気を出せるような状況へ、モチベーションへと持っていく。
その責任こそが塾にある。
そして、それが叶えば、それだけで子どもたちの成績は上がっていくとさえ思っています。
もちろん、やる気になって勉強してみたけれど、うまくいかなかった。
そういうことはあります。
勉強は、やれば必ず成績が上がる、というものではありません。
これは、自分で勉強をやり抜いた人間ならわかるはずです。
だからといって、1回や2回の失敗でへこたれてしまっては、そこで終わってしまいます。
その失敗を越えて、もう一度机に向かう。
そのやる気を引き出す環境やコーチングを施す責任が、塾にはあると考えています。
ただ、これは本当に難しい。
これまで講演会やコーチングも含めて、あれこれやってきましたが、結局のところ、ここが一番難しいところです。
ですが、そこさえできれば、子どもたちは自ら手を動かし、頭を動かす。
1回や2回の失敗にへこたれず、一生懸命に勉強しようと頑張る。
そういうことが、実際に起きます。
私はMoveの生徒たちに、いろんな話をします。
その中で、子どもたちの顔が本当に引き締まる瞬間がいくつかあります。
塾でも家庭でもなかなか言われない言葉です。
そのうちのひとつが、これです。
「自分の責任で勉強しなさい」
親のためでもない。
塾のためでもない。
自分のために、自分の責任で勉強する。
それを求めている、と子どもたちに伝えたとき。
本当に、子どもたちの顔が変わります。
真剣な、やる気に満ちた顔をするのです。
塾も、もちろん責任を負います。
ですが、子どもたちにも責任を負わせてあげる。
それこそが、子どもたちのやる気を引き出す。
そういう一面を持っているのではないかと、私は感じています。
結局、成績を分ける一点は、子ども自身の責任の自覚にあります。
責任は、子どもを縛るものではなく、奮い立たせるものです。
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